1. |
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水の音が聞きたい
そうだ川へ遊びに行こうよ
北の夏は短いから
今すぐに出掛けよう
裸足で草の上を走りたい
ずぶ濡れになってもいいよ
日向ぼっこがしたいんだ
あなたの声が聞きたいな
山登りがしたいな
未知の虫を見つけてみたい
屋根の上へ登って
一晩中夜風に当たりたい
新しく人と出会いたい
名前を聞かせて欲しいよ
ふざけてバカみたいに笑いたい
あなたと夢を語りたい
今日は家に篭っていたっていい
誰も傷付けちゃいないし
強い風もいつか止むから
優しくなりたいな
心ゆくまで歌いたい
好きな物ばかりを食べたい
目覚まし時計をかけずに
あなたと昼まで眠りたい
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2. |
馬 / Uma
03:26
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遠く音を響かせて
いつだって そう ゆっくり廻っていて
分からず屋の日々はきっと通り過ぎてった
陽に透けたるたてがみを
気まぐれな風が遊ぶ
私にだってそれなりの意識を欲してんだ
朝焼けが覗き込んで
きっと そう 始まっては終わっていて
当たり前だとしても何よりそれが不思議さ
雨は濡れることさえ厭わなけりゃ
別になんてことないんだって
見たことない景色はきっと通り過ぎてった
銀色の砂を並べた あなたを遠く浮かべながら
果てしないんだよ日々を
どうしても見つけられないんだって
蹄の音を響かせて
ずっと遠くまで来たつもりが
分からないんだよそれでも
きっと遠くまで行こう
薄れゆく気配に そっと耳を澄ましながら
どこまでも行こう 私は
どうしても見つけられないんだって
逆らわずして日々よ
きっと そう 始まっては終わっていて
変わらないんだよ そうだろう?
きっと
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3. |
ウミガメの夢 / Umigame no Yume
03:29
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言いたいことなんて無い筈なのに
打ち上げられてもがいてるみたい
いま壊してしまえる筈ないのに
全て打ち明けたい衝動
繋がれるものもない
あなたがいなくても私は明日を生きられるけれど
首を縮こめて何を見ているの?
縋り付くこともない 取り留めのない気持ちは忘れて
夢の中共にあれ
硬い甲羅に身を潜めていても
何を守れるのだろう
きっと歩みはのろいままだから
まだ近づけやしない
繋がるための指よりも
海を渡る声を
私がいなくてもあなたは今を生きられるだろう
ひたむきなその目は誰を見ているの?
裏腹な言葉が零れ落ちては砕けるだけなら
夢の中共にあれ
あなたの隣で移ろう季節を彷徨いながら生きたい
あなたがいなくても私は明日を生きられるだろう
せめて今は友であれ
夢の中共にあれ
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4. |
棲処 / Sumika
05:04
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もうどうだっていいと思っていたけど
それすら自分についた嘘だった
散らかった巣穴で一人きり
人の気配に釣られて忍び寄る孤独
丸まって 消えたいと願う
言えない言葉 求めた声 だけど
膿んでいた傷口を
咬みちぎってしまえたらいいのか
泣いていた喚いていた
寄る辺ないこの身に爪を立てたら
悔いていた澱んでいた
許されるまで息を潜めたままで
愛だけが欲しかった
抱き締められたなら泣いてしまうだろう
慰めてくれたあの子なら
僕がこの手で殺したから
僕の真実なんて全てが嘘だ
何一つ正しくなんかないんだ
知りたいと願う 触れたいことに
気付けぬまま藻搔く だけど
膿んでいた傷口を
咬みちぎってしまえたらいいのか
泣いていた喚いていた
寄る辺ないこの身に爪を立てたら
悔いていた澱んでいた
許されるまで息を潜めたままで
愛だけが欲しかった
抱き締められたなら泣いてしまうだろう
大切なの?
大切だよ
退屈なの?
退屈だよ
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I thought I was over it all
But even that was a lie I told myself
Alone in my messy burrow
Just presence of others brings a creeping loneliness
Hunched up, Hoping to disappear
Words I can’t say, Seeking a voice, but..
Wounds that I pushed away
Would it be better to just bite them off
Crying, Screaming out
Clawing at this desperate body
Regretting, Stagnating
Staying invisible until forgiven
I just wanted love
If you hugged me now, I’d surely cry
You, the one that comforted me
Killed with my own hand
So everything I know to be true is a lie
Not a single thing right
I wish I’d known, What I wanted to feel
Struggling without realizing, but
Wounds that I pushed away
Would it be better to just bite them off
Crying, Screaming out
Clawing at this desperate body
Regretting, Stagnating
Staying invisible until forgiven
I just wanted love
If you hugged me now, I’d surely cry
Do I matter to you?
You matter to me
Is this boring?
It is.
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5. |
青のとかげ / Ao no Tokage
05:47
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素晴らしき日なら何百回あってもいいよ
素直な気持ちは水槽の中に閉じ込めたままで
そっと出掛けよう
青色の君を大切に抱えて
船出なら街が寝静まった頃がいい
暖かな思い出を標にしたら
浮かべては消えてしまいそうな程微かに
笑ってくれよ
青色の影を水槽の角に落として
まやかしのような愛情を連れて
砂漠の夕暮れを1人眺めては
慈しむように祈っていて欲しい
船出なら街が寝静まった頃がいい
暖かな思い出を標にしたら
浮かべては消えてしまいそうな程微かに
笑ってくれよ
あては
ないと
のぞく
つきに
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6. |
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暗い街角の隅
したり顔の猫にも
狭い電車の中の
浮かぬ顔した人も
喜びの溢れ出す夜更けに
目覚めたまま夢を見ては
終わらない歌を教えて
飾ることない叫ぶ心に
曇りのない生命の力で
一体何が出来るの?
失敗ばかりの日でも
後悔しても仕様がないなら
つまり踊れ!
未だ見ぬ明日を泳いで
真新しい壁を跳び越え
朝は早く足は速い
何処にだって続く道に
熱くなった鼓動を鳴らせ
揺るぎのない確かな力で
喜びの溢れ出す夜更けに
見果てぬ夢旅は途中
何処にだって続く道に
熱くなった鼓動を鳴らせ
曇りのない生命の力で
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On dark street corners
for smug looking cats
On narrow trains
for glum looking passengers
When late night comes, joy overflows
And we’re in a waking dream
Teach me a song that never ends
For any pure heart calling out
With the strength of life
What on earth can you do?
On a day full of failure
Feeling regret, but if it can’t be helped
One word: Dance!
Dive into the unknown
Leaping over brand-new walls
Morning comes quick, so hurry your feet
On your way to wherever
Get that fierce heart beating
With unshakable strength
When late night comes, and joy overflows
An unfinished dream, still exploring
On the way to wherever
Get your fierce heart beating
With the strength of life
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7. |
あなたの歌を / Anata no Uta wo
04:07
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怖い夢を見て目覚めた午前3時
足はもつれて走れない
何に追い立てられてるのかは分からない
雨音は僕に優しい
身体が溶けて無くなりそうだね
突然襲い来る孤独にはとても歯が立ちそうにないよ
こんな風に世界に切り離されたようなひとときには
決まって同じことを考えた
あなたの歌を
あなたの歌を
聞かせてはくれないだろうか
僕が日常を取り戻したとしても
あなたはもう戻りやしないし
時を止めることだって出来やしない
変わってしまうことを恐れたのは
今この気持ちと真実を失いたくないから
どうか変わってしまわないで
あなたの歌を
あなたの歌を
聞かせてはくれないだろうか
こんな風に世界に切り離されたようなひとときには
決まって同じ日のことを思い出しているんだ
あなたの歌を
あなたの歌を
聞かせてはくれないだろうか
あなたの歌を
あなたの歌を
歌わせてくれないだろうか
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8. |
幻の海 / Maboroshi no Umi
04:30
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人は名前も知らないあなたを
傷付けるだけの善意ある第三者だろう
優しさはぶつけるためだけにあると
哀れみは叩きつけるためにあると言うの?
心 失ってしまった私は
二度と戻らぬ朝を思い出しているけど
心 失ってしまった私は
二度と戻らぬ朝を想う
柔らかな心のままで
大人になってしまうことも悪くはないよ
優しさはあなたのために
悲しみはいつも深い海の底にあるよ
心 失ってしまった私は
二度と戻らぬ朝を思い出しているけど
心 失ってしまえば私は
二度と戻らぬ朝を思い出すこともないだろう
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葉緑体クラブ (Youryokutai Club) Sapporo, Japan
なんとなく動物好きなメンバーが送る、音数少なめバンド。
路地裏の角を曲がったら現れる異世界に迷い込んでほしい。3人います。
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